2013-06-09 君に溺れる。2 天馬はバカだ。 ヘラヘラしてて、サッカーばっかりやってて、誰にでも優しい。 何にも考えてないみたいだ。 そこが、バカなんだよ。 俺は、…いつからこんな嫉妬深くなったんだろうか。 天馬は、いつだって、周りにヒトがいる。 それがなんだか気に食わなくて。 知らねえ内に心臓辺りがズキズキ。 …あぁ、本当にバカ天馬。 俺の事に気がつけよな…。 そして、 俺は今日も「君に溺れる。」