京天でvivi
声が震えた。
悲しくて、悲しくて、誤って飲み込んでしまった言葉が俺の気持ちを引き摺った。
それが苛立って、自分が嫌になって、投げ出したが帰ってくる筈もなくて。
言葉にしても、カタチにしても曖昧。
嘘くさいしあやふやだ。
丁度と言えるモノが一つもなくて本当…不甲斐ないや。
天馬が大好きだ。愛してるんだ。
でも、明日になれば、会えなくなるんだろうか。
この街の風景をここにおいて行こう。
「天馬…ッ、てんまぁ…」
言葉を吐いて
「んぁッ…ひぅ…っぎっ、あ、やだ…ッ」
体に触れて
それでも本当の事、言えない俺。
さようなら、天馬。
愛してる。